文系エンジニアの奮闘

バリバリの文系だった大学生がエンジニア目指して頑張ってます。

企業、IT以外が利益の源泉となっている

 

はじめに、参考文献が発行されたのが2014年であるため

紹介する企業が今もその方針でいるか分かりません。

 

しかし、ITだけではなく(ITに手を出しながらも)他の収入源があることを紹介したく、ベンチャー企業などの企業の事業拡大の際に参考になっていただければいいなと思って書いています。

 

 

 

IT以外が利益の源泉となっている企業

 

そもそもITとはなんであろうか?

ITとはインフォメーションテクノロジー(information technology)の略称であり、日本語でいうと「情報技術」です。ITはコンピューターやデータ通信に関する技術の総称であり、その言葉の意味は広く基本技術から応用技術の範囲まで及んでいる。そこにはインターネットだけではなく、パソコンなどの情報機器や通信インフラなども含まれている。

 

つまり、プレステーションなどはITの分類に入る。企業、ソニーといえばウォークマンやカメラなど多くのものが売られている。

 

しかし、ソニーはそれだけの収入源があるわけではない。それは金融である。

テレビを見ている人はCMで見たことがあると思うが(こんな聞き方をするのは自分がテレビを見なくなったからであるが)、ソニー損保、ソニー損害保険といった金融系の会社がある。

 

2014年のソニーの事業を大まかに三つの事業に分けるとするとエレクトロニクス、エンタメ、金融の三つだ。そのうちエレクトロニクス(ここがITの分野)は営業利益は1400億円弱の赤字なのに対し、金融は1500億円弱の営業黒字。つまり、ものづくり(IT)では赤字、その赤字を補うくらいの黒字を出しているのが金融であったそうです。

 

 

考え

以上のことから、例えば事業拡大の際『うちの会社はIT企業だから金融なんてやらないよ』では勿体ないと思います。確かに今やっている事業が上手くいかない時に手の分野のものに手を出すのは利口ではないですが、選択肢を捨ててしまうのは良くない。

そして、例えば事業展開する際には、その時に幅広い知識を持ち合わせている必要があるのは言うまでもなく、そのためにも常日頃から様々なことに触れておくべきです。

 

だから僕はエンジニアなるためにコードを覚えるだけではなく、このような記事も書いています。

 

 

参考文献「IT企業が儲かるしくみ」

著者;藤原実

出版会社;株式会社技術評論社

発行;2014年4月10日